民具これなーんだ? ―民俗学者・宮本常一が美術大学に遺した民具コレクション | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる

民具これなーんだ? ―民俗学者・宮本常一が美術大学に遺した民具コレクション

武蔵野美術大学 美術館・図書館が誇る9万点あまりの膨大な民具コレクションを、美術・デザインの視点で再解釈する同名の展覧会「民具これなーんだ?」の公式図録。

日常生活の必要からつくられ、使われてきた「暮らしの造形」としての民具。民具の造形は、「デザイナーなしのデザイン」ともいうべき、身近な素材への理解、アイデアをかたちにする創造性、それを使いこなすコツなど、人々の知恵や工夫の集積から生み出されています。
武蔵野美術大学 美術館・図書館が誇る9万点あまりの膨大な民具コレクションを、美術・デザインの視点で再解釈する展覧会「民具これなーんだ?」。その公式図録である本書は、独自の視点から民具を観察することで、新たな気づきを得られる一冊となっています。

第1章 民具これなーんだ?

第1章では、ウェブ版「美術手帖」の連載をもとに、「『〇〇の民具』これなーんだ?」と題して15のテーマを紹介。民具を様々な切り口から、豊富な図版とともに分かりやすく紐解きます。ページをめくると、「これなーんだ?」の答えと解説が登場。さらに、同じテーマで集められた全国各地の民具を、興味深い解説やエピソードとともに紹介します。

第2章 民具・集めると見えてくる

第2章では、収蔵庫見学の醍醐味を疑似体験できるページを展開。数多くの民具を並べて比較することで、それぞれの違いや特徴を視覚的に浮かび上がらせます。

第3章  民具がよびおこすもの

第3章では、潜在的な記憶を呼び覚ましたり、誰かの物語を宿したりする民具の「メディア」としての側面など、美術やデザインの学び・制作においてその性質がもつ意味を考えながら、その可能性を見つめ直します。

また、充実のコラムも掲載。細部への観察から民具を紐解く「どう見えた? 民具と『見立て』」や、それぞれの定義の違いに迫る「どう違うの? 民具、民藝、そして産業工芸」など、あわせて読むことで民具への理解がより深まる内容となっています。

【インフォメーション】

発売日
2026.06.26
著者
加藤幸治 (監修), 武蔵野美術大学 美術館・図書館 (編集)
造本・体裁
A5判/並製
ページ数
160
ISBN/商品コード
978-4568106015
定価
2,400円+税

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