作家、美術家、画家としてボーダレスに活躍する大宮エリーさんが、絵とことばで綴る作品集『虹のくじら』(美術出版社、2100円)を刊行を記念し、トーク&サイン会を開催します。
大宮エリーさんは、2012年のパルコミュージアムでのインスタレーション「思いを伝えるということ展」でアーティストとしての活動をスタート。同年のライブペインティングをきっかけに画家としての活動を開始し、小山登美夫ギャラリーに所属しながら芸術祭への参加、美術館での個展など精力的な創作活動を行っています。 一方、伝えきれない思いをことばにした詩やエッセイなどの作品は、大人の女性たちを中心に、熱い支持を集めてきました。
ライブペインティングで生まれた絵画と、絵からはじまる物語。絵とことば、大宮エリーさんふたつの作品世界が初めて一冊の本になります。絵本のように何度も手に取りたくなる装丁で、日々に寄り添う、心を楽しくしてくれる世界が広がります。
【プロフィール】
大宮 エリー(おおみや・えりー)
作家・画家。1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。広告代理店勤務を経て、日常を綴ったエッセイ集を書いて人気を博す。作家業の傍ら、ラジオのパーソナリティ一、テレビ出演、映画監督、舞台の作演出など幅広く活動。
美術家としては、2012年より体験型個展を開始。絵画制作は、同年に福武継一郎氏のモンブラン国際文化賞受賞のお祝いとして制作したライブペインティングの作品「お祝いの調べ:直島」がきっかけとなり始める。2015年には個展「emotional journey」(代官山ヒルサイドテラス)、「painting dreams」(渋谷ヒカリエ8/CUBE)、2016年には美術館での初個展「シンシアリー・ユアーズ–親愛なるあなたの 大宮エリーより」(十和田市現代美術館)を開催。2018年には「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」「道後オンセナート」参加。各地で精力的に作品を発表し、人気と評価を集める。主な著書に『生きるコント』『生きるコント2』『思いを伝えるということ』(文春文庫)、『猫のマルモ』(小学館)、『なんとか生きてますッ』(新潮文庫)『なんとか生きてますッ2』(毎日新聞出版)、『大宮エリーの なんでコレ買ったぁ?!』(日本経済新聞出版社)、写真集『見えないものが教えてくれたこと』(毎?新聞出版)、画集『EMOTIONAL JOURNEY』(FOIL)、など。
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