本展は、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた12人の作家を紹介するもの。展覧会タイトルの「和巧絶佳」は、現在の日本における工芸的な作品の3つの傾向である、日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」を組み合わせた言葉である。
本書は、伝統的な技法をさらに進化させた陶芸や染織、漆芸、金工など、新作を含む出品作114点を、豊富な拡大図版とともにカラーで掲載。全作家の作品制作の動機や背景、一日の制作スケジュールなど、作家の生のことばを収録している。シルバー地に白抜きのタイトルがスタイリッシュな表紙に加え、裏表紙には12人の作家の作品がデザインされている。
和巧絶佳展ー令和時代の超工芸
B5判(257×182mm)
232ページ
2,500円(税込)
発行:朝日新聞社
※本図録は美術出版社では販売しておりません。
和巧絶佳展━令和時代の超工芸
会期:2020年7月18日(土)〜 9月22日(火・祝)
会場:パナソニック汐留美術館(東京)
会期:2021年3月20日(土・祝)〜5月9日(日)
会場:みやざきアートセンター(宮崎)
会期:2021年9月18日(土)〜12月5日(日)
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館(京都)
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