新作映画『未来のミライ』が公開する細田守作品の魅力を、美術の視点から読み解く一冊。
「千年を超える美術史の、一番新しい一年の中に『未来のミライ』の挑戦がある。」
3年ぶりとなる新作映画『未来のミライ』をこの夏に公開する、アニメーション映画監督の細田守。
本書は、細田作品の魅力と見どころを、東京国立博物館研究員の松嶋雅人が美術の視点から明かそうという一冊。
日本美術という長い歴史の流れのなかで見るアニメーションについて、細田と松嶋が語り合う対談をはじめ、ふんだんな図版とともに美術と細田作品のかかわりを明かすビジュアルギャラリーなどを収録する。
【目次】
〈テキストページ〉
細田守の描くミライ
未来のミライ映画のミライ
日本美術から細田守を読み解く
〈ビジュアルページ〉
日本美術のDNA
〈対談 細田守×松嶋雅人〉
1 日本美術の先端にアニメーションのミライがある。
2 過去から未来へ。時をかける対談 心打つ作品とは?
細田守年譜
開催日時:2018年8月6日(月) 19:30〜20:30
会場:銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE(GINZA SIX 6F)
Tel:03-3575-7755
定員:60名
https://store.tsite.jp/ginza/event/humanities/2927-1552450720.html
松嶋雅人(まつしま・まさと)
東京国立博物館研究員。1966年大阪市生まれ。
1992年金沢美術工芸大学修士課程修了。1997年東京藝術大学大学院博士課程満期退学。1999年より現職。2018年7月より独立行政法人国立文化財機構・文化財活用センター企画担当課長併任。主な展覧会に『没後400年 長谷川等伯』(2010年)、『生誕150年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠』(2016年)、『マルセル・デュシャンと日本美術』(2018年)ほか。文化財の調査研究以外にもさまざまな活動を展開しており、細田守監督作品『時をかける少女』(2006年)、『バケモノの子』(2015年)の制作に協力。
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