ペインティングをメインに、愛らしい小品から迫力のある大型作品まで約150点を収録。少年、少女、動物、植物をモチーフに描かれた風景は、鑑賞する者に懐かしい記憶や風景を思い起こさせるだろう。工藤本人による作品解説ライナーノーツは必読。作品の背景に流れる彼女の優しさやユーモアにふれることができる貴重なワードが詰まっている。
2012年に発売された初の作品集『まわってる』(小山登美夫ギャラリー・刊)から10年。この10年で彼女はこつこつとマイペースに制作活動を続けるなかで、静かながらも作家としてさらなる飛躍を遂げてきた。本作品集では、最新作から制作年をさかのぼって収録作品を構成。工藤の持ち味である大胆な色使いや構図も、時代を遡ってたどっていくとその変化もみることができ、彼女の作家としての成長を記録した一冊としても興味深い。
【収録テキスト】
イントロダクション・エッセイ 執筆:キャリー・ジョージ・フクナガ
作品解説ライナーノーツ 執筆:工藤麻紀子
ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの対話
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