2020年展覧会レビュー109本を書籍化。
ウェブ版美術手帖「REVIEW」で毎月掲載される、
批評家や学芸員ら気鋭の筆者による
日本各地の注目・重要展覧会のレビュー。
2020年に掲載された、109本のテキストを1冊にまとめた書籍版。
日本の現代美術と批評の動向をとらえる最適の一冊。
『美術手帖 REVIEWS 2019.1.1-12.31』も好評発売中!
*Amazonプリント・オン・デマンドより刊行
目次
福住廉評「未来美展3」
大岩雄典評 小田原のどか《↓(1923-1951)》と「近代を彫刻/超克する」展
小田原のどか評「柳幸典展」
菅原伸也評 ミン・ウォン「偽娘恥辱秘部屋」展
中村史子評 ジョーン・ジョナス「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」展
沢山遼評「坂田一男 捲土重来」展
檜山真有評「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」展
菅原伸也評 イズマイル・バリー「みえないかかわり」
中尾拓哉評 アラン、斉と公平太「非零和無限不確定不完全情報ゲームとしての アート?」展
小田原のどか評「DOMANI・明日2020」展
はがみちこ評 金サジ「白の虹 アルの炎」展
池田剛介評「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」展
仲山ひふみ評「目 非常にはっきりとわからない」展
高嶋慈評 大阪府20世紀美術コレクション展「ココロヲウツス」
中尾拓哉評 泉太郎「コンパクトストラクチャーの夜明け」展
伊藤貴弘評「作家と現在」展
大岩雄典評 海野林太郎「風景の反撃 / 執着的探訪」展
佐原しおり評 佐藤朋子+関川航平「サークルナレーティング Section #01」 〈テーブルにて〉
長谷川新評「山田耕筰と美術」展
中村史子評 本山ゆかり個展「称号のはなし」
佐藤朋子評 百瀬文「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」展
正路佐知子評「アカルイ カテイ」展
筒井宏樹評「生誕100年 國領經郎展―静寂なる砂の景―」
檜山真有評 高山明《個室都市東京2019》《続・前橋聖務日課-あかつきの村ウォーク》
石川卓磨評 第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」
黒沢聖覇評「ナイル・ケティング 保持冷静 Remain Calm」展
小田原のどか 「過去」との絶え間ない対話のために:《平和の少女像》をめぐって
大岩雄典評「パンゲア・オン・ザ・スクリーン」展
黒沢聖覇評 上村洋一「Hyperthermia ──温熱療法」展
松井みどり評 ジョーン・ジョナス『Reanimation』
北澤ひろみ評『消しゴム森』
佐々木敦評 小森はるか+瀬尾夏美『二重のまち/交代地のうたを編む』
谷口暁彦評「working/editing 制作と編集」展
石毛健太評「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」展
中村史子評 濱口竜介監督作品『天国はまだ遠い』
蔵屋美香評「ピーター・ドイグ展」
小田原のどか評「Don’t Follow the Wind」展
きりとりめでる評「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのか」
北澤周也評「砂守勝巳写真展 黙示する風景」
檜山真有評「ハンナ・アーレントと20世紀」展
大岩雄典評 オンライン映像祭「Films from Nowhere」
田中綾乃評『おちょこの傘持つメリー・ポピンズのいない劇場』
塚田優評「9 Posters」展
小金沢智評「最果タヒ 詩のホテル」
毛利嘉孝 パンデミックで露呈する監視システム:!メディアングルッペ・ビトニックの活動から考えるポストコロナ時代の自由
AKI INOMATA 評「余白/ Marginalia」展
横山由季子評「背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和」展
熊倉晴子評「青野文昭 ものの , ねむり , 越路山 , こえ」展
飯岡陸評 エドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の想い出』
檜山真有評 フェリックス・ゴンザレス=トレス《無題(角のフォーチュンクッキー)》 1990/2020
馬定延評 カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」
はがみちこ評《BEACON 2020》+「目を凝らそ」展
松下哲也評 パープルームギャラリー「常設展II」
調文明評「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」展
中島水緒評「青木野枝展 微塵」
山本浩貴評「Alter-narratives―ありえたかもしれない物語―」展
小田原のどか評「遠藤麻衣 × 百瀬文 新水晶宮」展
若山満大評「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」展
中村佑子評 ツァイ・ミンリャン『あなたの顔』
富田大介評 contact Gonzo長編映画作品『MINIMA MORALIA』
小田原のどか コロナ禍は美術館に何をもたらすか? 『ラディカル・ミュゼオロジー』 『美術展の不都合な真実』を手がかりに
平芳幸浩評「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展
成相肇評「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」展
福永信評「青木陵子+伊藤存 変化する自由分子の WORKSHOP」展
黒沢聖覇評 渡辺志桜里+渡邊慎二郎「Dyadic Stem」展
ダニエル・アビー評「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」展
山本浩貴評「In a Grove」展
「“ 私はあなたの『アイヌ』ではない ”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴 空間)」
檜山真有評 中川裕貴『アウト、セーフ、フレーム』
中村史子評「式場隆三郎:脳室反射鏡」展
大下裕司評 大阪人権博物館(リバティおおさか)「35年展」
中村佑子評「内藤礼 うつしあう創造」展
飯岡陸評「ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERGLOW -光の破片をつかまえる」
中島水緒評 qp「明るさ」展
佐原しおり評「Emergency Call」展
飯岡陸評 Ryu Ika展「The Second Seeing」
永瀬恭一評「バウハウス100年映画祭」
AKI INOMATA 評「廣瀬智央 地球はレモンのように青い」展
小金沢智評「もうひとつの日本美術史 近現代版画の名作2020」展
篠原雅武評 川内倫子「as it is」展
松久保修平評 竹田信平「声紋源場」プロジェクト
若山満大評「京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点」展
山本浩貴評「道草展:未知とともに歩む」
石毛健太評 DIEGO個展「ALways Secret OK」
横山由季子評「Re construction 再構築」展
小田原のどか評「彼女たちは歌う Listen to Her Song」展
檜山真有評「夏の所蔵作品展 サマーミュージアム 戦後75周年特集」「日常の光―写し出された広島」
山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」展
高嶋慈評「彼女たちは歌う Listen to Her Song」展
小金沢智評「イラストレーションがあれば、」展
布施琳太郎評「芸術競技」+竹内公太「Body is not Antibody」展
飯岡陸評 斎藤玲児個展「24」+「新・今日の作家展2020 再生の空間」展
中島水緖評 鹿野震一郎「logs」展
小田原のどか評「加藤翼 Superstring Secrets」展
小林正人評 松下まり子「居住不可能として追放された土地」展
鈴木萌夏評「佐賀町エキジビット・スペース 1983-2000 現代美術の定点観測」展
中山佐代評 福留麻里『西の湖ほとりに教わるツアー』
永田康祐 論説:初期作品から「石器時代最後の夜」まで。ゼロ距離で曽根裕を考える 〈前編〉
永田康祐 論説:初期作品から「石器時代最後の夜」まで。ゼロ距離で曽根裕を考える 〈後編〉
山本浩貴評「小沢剛展 オールリターン」
松井茂評「都市のみる夢」展
田口かおり評 髙橋銑「二羽のウサギ / between two stools」展
檜山真有評 武田雄介「眺望力」展
長谷川祐子評 アンジュ・ミケーレ「イマジナリウム」展
檜山真有評「カナリアがさえずりを止めるとき」展
北澤ひろみ評「瞬く皮膚、死から発光する生」展
山本浩貴評「九州派/東京地方突如来演2020」展
中島水緒評「山本悠のそんなんユウたらあきまへん!3【緊急心霊特番】」
飯岡陸評 小松千倫『Emboss Star』「海がきこえる」
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
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