美術手帖2021年6月号特集「松山智一」 | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる
2021年6月号書影

美術手帖2021年6月号

特集 松山智一

松山智一は、美術を学んだ経験がゼロで2002年に渡米し、独学ながらも自分の表現様式を確立。その後バワリー・ミューラルでの壁画制作や上海・龍美術館での個展を開催し、
作品はマイクロソフト社 やドバイ首長国の王室にコレクションされる異色の存在である。
本特集では、ニューヨークのスタジオで収録したインタビューとともに、龍美術館の展覧会レポート、独自の技法による平面と立体作品の解説、関係者へのインタビュー、論考などから、美術界のアウトサイダーとして構築してきた松山智一の芸術言語に迫る。

SPECIAL FEATURE
松山智一
アウトサイダーが挑む芸術言語の創造

 

The Paintings of Tomokazu Matsuyama

松山智一インタビュー
山本浩貴=聞き手

最新個展「Accountable Nature」展
展覧会レポート 林叶=文
王薇(龍美術館館長)インタビュー

今後の展覧会予定

松山智一の芸術言語を読み解く
──制作のポイントを解説

ホリス・グッドール(ロサンゼルス郡立美術館キュレーター)インタビュー
國上直子=聞き手

MATSUYAMA STUDIO in NY
スタジオ運営と作品制作の方法

松山智一をひもとくキーワード 5

松山智一の半生をたどるCHRONICLE
額賀古太郎インタビュー

松山智一のパブリックアート・プロジェクト

[対談]スウィズ・ビーツ
アートの在り方に革命を

カビ・グプタ(カビ・グプタ・ギャラリーディレクター)インタビュー
國上直子=聞き手

シャロン・アトキンス(ブルックリン美術館 副ディレクター)インタビュー
國上直子=聞き手

[対談]建畠晢
日本現代美術の内と外

[翻訳論考]No Place to Call Home
──わが家と呼べる場所なしで

ホリス・グッドール=文 中野勉=翻訳
山本浩貴=解題

 

SPECIAL FEATURE
ニューヨーク拠点の
作家たちが目指す表現とは?

笹本晃
藤高晃右=聞き手

荒川医
藤高晃右=聞き手

上松祐司
藤高晃右=聞き手

大山エンリコイサム
中尾拓哉=聞き手

富井玲子
在NYアーティストにみる表現とオペレーションの関係

 

ARTIST PICK UP
片山真理

WORLD NEWS
New York /Wales /Berlin /São Paulo /Insight

ARTIST INTERVIEW
マーク・マンダース
黒澤浩美=聞き手

REVIEWS 梅田哲也+佐藤俊造
椹木野衣=文
千葉正也+松田啓佑+顧剣亨
清水穣=文

KOTARO NUKAGA

特別記事
ヨーゼフ・ボイスの遺したものとは何か?
未来へと接続されるボイス
四方幸子=文
ヨーゼフ・ボイス研究の現在
水野俊=文


【インフォメーション】

発売日
2021.05.07
著者
美術手帖編集部
造本・体裁
A5版変形
ページ数
206
定価
1600円+税

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