【目次】
はじめに
コロナ禍でのインタビュー
アイデア・ノート: 距離と観客と感情について
移動と共同体についてのノート──ワークショップと撮影と展覧会の合間に(抜粋)
いかにして共に生きるか: プロダクション・ノート(抜粋)
ロサンゼルスからミャンマーへ
対談1: 毛利嘉孝×田中功起
意図の向こうへと導かれる: フー・ファンの思考にふれながら
提案としての 「関係性の歴史」
リフレクティヴ・ノート(《可傷的な歴史(ロードムービー)》について、抜粋)
件名: あいちから遠く離れて
2015年4月9日 身体的に思考すること
パフォーマンス以後のパフォーマティヴィティについて
配慮の分有、 脆弱さのネットワーク
2020年4月29日から6月10日 人生について考えると抽象が気になってくる
実現しなかったプロジェクトについての短いノート あとがきにかえて
あとがきのあと: ともにひとりで キム・へジュ(アート・ソンジェ・センター副館長)
*アート・ソンジェ・センターとの共同出版
田中功起
美術家。1975年栃木県生まれ。2000年、東京造形大学美術科絵画専攻卒業。05年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。09年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりロサンゼルスに留学。近年は、映像やインスタレーション、執筆などを通して、人と人との協働に焦点を当てた作品を制作。13年に行われたヴェネチア・ビエンナーレでは日本館代表作家として参加し、「abstract speaking - sharing uncertainty and collective acts(抽象的に話すこと─不確かなものの共有とコレクティブ・アクト)」展で特別表彰を受賞した。主な国際展にミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)、リヴァプール・ビエンナーレ(2016)など。主な著作に『共にいることの可能性、その試み、その記録-田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディとして』(グラムブックス、2016)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014)など。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
Related Publications
誰もが「主人公」になる瞬間がある-- 国内外で高い評価を受ける、いま注目の若手アーティスト・森本啓太、待望の初作品集!
SPECIAL FEATURE AIと創造性 学習、生成、創作の新たな地平を探る マンガ AIとアーティスト 「美大」編/「制作」編/「展覧会」編 徳井直生=監修 朝倉世界一=マンガ 座談会 AIが問...
【総力特集:日本ワインの原点 山梨 秘めたる魅力、再発見】 山梨ワイン産業史にみる 産地醸成への道のり 機山洋酒工業/旭洋酒/グレイスワイン/甲斐ワイナリー/ ドメーヌ・オヤマダ/シャトレーゼ ...
〈にじいろ〉のストローク画法から描き出す「コミュニケーションのかたち」を追求し続ける 大学から北京に渡り、ドイツ留学やニューヨークでの滞在など、エネルギッシュに活動する江上越。中国に縁の深い彼女が新作...
SPECIAL FEATURE 先住民の現代アート 原田真千子=監修 なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 原田真千子=文 INTERVIEW ジェフリー・ギブソン ジョーン・クイック=トゥ=シー...
【特集:南アフリカ ブドウ品種にフォーカス いま飲むべきその理由】 南アフリカワインならではのアイデンティティの追求 クライン・ザルぜ・ワインズ/テスタロンガ/ライネケ・ワインズ/ カープツィヒ...