
「西に関雪(橋本関雪)、東に林響あり」と称され、明治大正の時代を駆け抜けた日本画家石井林響。本書は、石井林響初の大規模作品集でもあり、 作品の制作背景などの豊富なコラムのほか、初公開のスケッチ、書簡、写真などの貴重資料を多数掲載。 作品についてはもちろん、石井林響への理解が更に深まる読み応えのある一冊。
【目次】
はじめに
石井林響 千葉に出づる風雲児 /松尾知子
第一章 「天風」あらわる─橋本雅邦門下の俊才、画壇への登場
第二章 画壇での活躍─南品川・「五松居」時代
第三章 「林響」誕生─新たなる画境へ
第四章 「野に帰る心地」─大網宮谷「白閑亭」へ
終章 林響逝く
資料
参考文献
作品リスト
【展覧会情報】
「生誕135年 石井林響展ー千葉に出づる風雲児」
会期:2018年11月23日(金・祝)~ 2019年1月14日(月・祝)
会場:千葉市美術館
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