2019年4月23日から東京都美術館(東京、上野公園)で開催される「クリムト展 ウィーンと日本 1900」(主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館)のコンセプト・マガジンとして『KLIMT RELOADED』が4月3日に発売されました。
激動の19世紀末ウィーンで活躍した画家・クリムト。本書籍では、建築やファッション、宗教や神話など当時の様々なジャンルを取り込みながら、新たな絵画表現を試みた彼の作風とアーティスト像を、21世紀・現代日本の視点から考察します。日墺で活躍する20人のクリエイターによるクリムトの再解釈から、我々は何を学ぶことができるでしょうか。
====目次====
グスタフ・クリムトとその作品
KLIMT RELOADEDクリムトをリロードする20人のクリエイター
-森山未來(俳優、ダンサー)
-三浦崇宏(The Breakthrough Company GO代表取締役)
-矢島里佳(和える代表取締役)
[フォト・セッション]挑発するアーティスト
-伊藤恵(照明デザイナー)
-柴山多佳児(ウィーン工科大学 交通学研究者)
-ロベルト・ロトカ(歯医者、「ライフ・ボール」スポンサー)
[マンガ]19世紀末ウィーン(大橋裕之)
解説Q&A: クリムトが活躍した19世紀末ウィーン
[フォト]VIENNA CITY
-菊地成孔(音楽家、著述家)
-松下真悟(ジュエリー・デザイナー)
-野村訓市(編集者)
-市原えつこ(アーティスト)
-佐渡島庸平(コルク代表取締役会長)
-丹羽良徳(アーティスト)
[年表]年表で俯瞰するクリムトとウィーン
[対談レポート]千足伸行×山口周 21世紀にリロードされるクリムト
-ジュン・ヤン(アーティスト)
-ヘルヴィッヒ・ケンピンガー(セセッション代表)
-クレメンス・ヘルスベルク(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団元楽団長)
-アレクサンダー・ローバー(WienerBlut クリエイティブ・ディレクター)
-リリィ・ホライン(ウィーンデザインウィーク・ディレクター)
[BOOK]クリエイターが影響を受けた書籍
[論考]現代史のなかのグスタフ・クリムト(海野弘)
[インフォメーション]展覧会&関連プロジェクト
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【訂正とお詫び】
『KLIMT RELOADED』内、インタビュイーのお名前は正しくは「ロベルト・ロトカ」でした。 P.72「クリエイターが影響をうけた書籍」記事内、「森山未來さんオススメ」の 『魔術的リアリズム 20 世紀のラテンアメリカ小説』は「チリ人の友人との会話の中で、時系列や言葉の意味性が飛躍する瞬間が多いことに驚き、改めてマジックリアリズムに興味を持って読んだ一冊。」、 『百年の孤独』は「ラテンアメリカンが自分達の言語体系での文学を追求した、その時代の一つの集大成。いつまでも名作です。」が正しいコメントでした。 訂正して、お詫びいたします。
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