日本の美が詰まった、唯一無二のミュージアムホテル
ホテル雅叙園東京
2018年に、創業90周年を迎えたホテル雅叙園東京(旧称・目黒雅叙園)は、美術を愛した創業者・細川力蔵によって、昭和初期に建設された。日本画の大家から有望な若手作家まで、細川が招いた多岐にわたる日本画家が描いた障画や天井絵、欄間絵が、現在でも多く遺されている。ホテル雅叙園東京は、日本画家や職人たちの気概が生み出した、日本美のミュージアムホテルともいえる。
文化財「百段階段」をはじめ、館内に残された数々の日本画や彫刻、組子や螺鈿......90年の時が経ってもなお、輝きつづける美術作品たちと、その作品が織りなす空間が感じられる一冊。
登場作家(五十音順)
浅見松江、荒木十畝、池上秀畝、礒部草丘、板倉星光、尾竹竹坡、鏑木清方、加納三楽、菊池華秋、木村武山、児玉希望、小早川清、佐藤華岳斎、佐藤光華、根上富治、野口謙次郎、橋本静水、東山魁夷、益田玉城、松林桂月、横尾芳月
目次
No.一 百段階段/No.二 十畝の間/No.三 漁樵の間/No.四 草丘の間/
No.五 静水の間/No.六 星光の間/No.七 清方の間/No.八 頂上の間/
No.九 女たち/No.一〇 舞、扇/No.十一 果、樹、花、山/No.十二 鳥獣/
No.十三 祝/No.十四 静/No.十五 組子/No.十六 館内マップ
解説(松嶋雅人 東京国立博物館 学芸研究部調査研究課絵画・彫刻室研究員)
登場作家紹介
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