画家やデザイナー、建築家たちが色彩を用いるときに最も重要なのは色の本質をわきまえているかどうかであると言う著者は、本書で色彩の研究の歴史をていねいに振り返える。
その過程は、芸術と科学の相互作用が作り出してきた歴史と言い換えられるとして、「色彩は生きている」という立場から文字通り色彩の本質を明らかにする。
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