東京に落ちた最後の美術爆撃
「日本の存命作家の個展としては最大規模」といわれる、大竹伸朗の個展「全景 1955-2006」展が始まった。展示は小学生時代の落書きから廃品利用の最新作まで2000点。4トントラック25台で搬入したという100トン級の展覧会だ。51歳になったばかりで「存命作家」もないものだが、では、大竹伸朗とは何者か。絵を描き、スクラップブックに貼りまくり、がらくたを集めて作品をつくり、ノイズを轟かす、全身全方位で創造にまみれ、表現と格闘する男。いや、そういうことではない。あるエッセーに「『真実』という言葉は自分にとっては限りなく『芸術』という言葉に接近している」と書いた大竹伸朗を、信じて間違いはない。
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