日本近代デザインの金字塔とも評される柳宗理の「バタフライスツール」。この名作の製造を担当したのが山形県のメーカー、天童木工である。
柳をはじめ、剣持勇、ブルーノ・マットソンらが多くの巨匠が、この地方の一メーカーにこぞって協働を求めた理由とは?
本書では、天童木工開発部に40年近く勤めた菅澤光政(現東北芸術工科大学非常勤講師)が、メーカーの歴史と本質的な魅力を綿密に綴っている。
技術者でもある菅澤が、名作家具それぞれの工法について記した技術解説も読み応えあり。
天童木工に関する初の体系的な書籍であり、日本の家具デザインの真髄を堪能できる、ファン待望の一冊だ。
【お詫びと訂正】
『天童木工』中に以下の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
p.52本文(1行目?6行目)
(正)天童木工がコントラクトビジネスに成功した一因として、自社製造の家具を自社で売る、という基本姿勢があったことも挙げられるだろう。そのために全国に直営の支店、営業所を設け、直接交渉ができる体制を敷いてきた。実際のプロジェクトでは受注から納品後まで責任を負うことになり、アフターケアやメンテナンスも必要となる。多様な用途に応じる注文家具を、短期間につくる天童木工の能力は、日本最高峰と言っても過言ではない。
p.71本文(2行目)
(誤)グッチ社→(正)シャネル社
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