
広告プランナーのミヤザキとデザイナーのokayanが2004年、東京・三鷹で始めた小さなごはん屋さん。
飲食店未経験ながらも、おいしい料理と心のこもった温かい接客が評判を呼び、開店わずか5年で地元の有名店に成長。元プランナー、デザイナーという経験を生かし、お店のプラニングやデザイン、新聞の発行、オリジナルグッズの製作なども自分たちでこなしている。オーナーの2人は1日15時間以上働いても、その時給はどのアルバイトスタッフより安い。仕事はきつくて儲からないけれど、それでも幸せといえる生き方を選んだ夫妻の物語。やりたい仕事ができずに悶々とした日々を過ごしている人、やりがいのある仕事をしたいと思っている人たちに、ぜひ読んでほしい一冊。
<目次>
第一章 お店ができるまで
お店を始めたきっかけ/人を笑顔にする仕事/ふだん着のごちそう/物件との出会い
壁は自分たちで塗る!/客席とつながるキッチン/思い描いたイメージを目指して
メニューと業者さんを決める/途方に暮れたプレオープン
第二章 お店ができてから
お客様が来なかった日々/私は、私というお客様をもてなしたい/「お客様」ではなく「誰それさん」
料理長の引退、そして新体制へ/お店は「いいお客様」によってつくられる
ちょっぴり特別な日のごちそう/三月珈琲工房/月と太陽/でも儲からない! きつい!
新しいメニューを考える時/キッチンスタッフの計算/答えはお客様の中にしかない
「感じがいい」ということ/人と働くことの面白さ/新聞やブログで伝わるもの
第三章:お店のこれから
つながっていく日々/リトルスター・レストランという生き方
※リトスタ定番メニューレシピ
※リトスタオールスターズ全員集合(歴代スタッフ紹介)
著者について
リトルスターレストラン/広告プランナーだったミヤザキと、デザイナーokayanが2004年、東京・三鷹にオープンしたごはん屋さん。手間をかけて作ったおいしい料理と、気持ちのいい、行き届いた接客が評判を呼び、固定ファンも多い。自分たちでお店のプラニングやデザイン、新聞の発行、オリジナルグッズの製作も行っている。
リトルスターレストランHP8http://www.little-star.ws/home/)
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