携帯電話の色はなぜ白、黒、赤系の3色が多いのか?
大手メーカー製品のカラー提案に携わる筆者が、売れる色の傾向を徹底分析。
必ず売れる定番色と、目をひくための色をどのような割合で入れればよいのか、商品企画や販売の現場で役立つ色の知識を紹介します。
製品をつくりかえる予算がないとき、色を変えるだけで印象がぐっと変わり、売り上げアップに貢献することも可能です。
本書では、携帯電話、デジタルカメラ、家電、腕時計、雑貨、アパレルなど、実在する製品のカラー展開を分析し、それらが売れている理由を解説。
商品を何色展開すればよいのか、トレンドの移り変わりとともにどう変化させればよいのか、売場ではどのように陳列すればよいのかなど、実際のビジネスシーンですぐ使える知識を満載した待望のマーケティング書です。
著者は長年、大手メーカー製品のカラー提案に携わってきた小倉ひろみ氏。
実際の製品にかかわっている筆者だからこそ書ける、売れる視点からのカラー分析は必見です。
第一章 マーケティング編 商売に必要な色の企画力
売れるためのカラーバリエーション、売れるためのカラーコーディネーション、流行色と定番色をハンドリングする?商品色の鮮度、色の発想からプレゼンテーション方法まで、売れる色の見せ方
第二章 製造編 企画した色を実材の色にする
第三章 哲学編 商品色の価値と好き嫌いを考える
第四章 基礎知識編 色を徹底的にハンドリングする
【著者紹介】小倉ひろみ(おぐら・ひろみ)
1982年、東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。NECデザイン、CDM社(在ミラノ)を経て帰国後、スタジオピーパ設立。現在、大手家電情報機器メーカーの製品を中心に商品色彩の企画、調査、 量産時の色再現までトータルなコンサルティングを行う。独自の視点に立った色彩セミナーは定評がある。青山学院大学、多摩美術大学、金沢美術工芸大学 各非常勤講師。日本色彩学会会員。著書に 『成功するプロダクトのためのカラーリング講座』(美術出版社)がある。
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