美学 第238号 | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる

美学 第238号

美学会の学術書

■目次

●描写なき文学としての詩
──ヴァレリーにおける読者の身体の主題化── 伊藤 亜紗

●ガストン・バシュラールの現象学に依拠した芸術論
──科学哲学との関係から── 橋爪 恵子

●芸術の力Kraft
──ピュグマリオンによるヘルダーの造形芸術経験の分析── 吉田 直子

●聖史劇の演出と上演
──『聖霊降臨祭』を中心に── 杉山 博昭

●フラ・フィリッポ・リッピ作《バルバドーリ祭壇画》中央プレデッラ聖母伝パネル
──主題選択をめぐる一試論── 桑原 夏子

●十五世紀後半のロレンツォ周辺におけるグロテスクへの志向
──SEの画家による一枚の銅版画をめぐって── 秦 明子

●フェルナン・レジェの都市イメージ
──絵画における空間構築に関する一考察── 山本 友紀

●アルフレッド・スティーグリッツの《イクィヴァレント》再考
──第一次世界大戦後の風景表現との関連から── 甲斐 義明

●写真の「危機」
──伊奈信男と「エロ・グロ・ナンセンス」── 林田 新

●イメージの起源への探求
──初期先史学におけるイメージの発見とその「真正性」── 唄 邦弘

●記譜法の変化と「南東ヨーロッパ共通の特徴」の創造
──バルトークの民謡研究におけるフォノグラフの役割について── 太田 峰夫

●千家における茶の湯の理念の形成
──元伯宗旦、江岑宗左を中心として── 千 宗員

新刊紹介
古原宏伸著『米 河野 道房
平成二十二年度科学研究費補助金採択課題一覧
例会・研究発表会発表要旨
学会消息・編集後記
欧文要旨

【インフォメーション】

発売日
2011.07.21
著者
美学会
ページ数
186
定価
1,524円+税

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