魅惑的味わいのすべて
ピノ・ノワール
76アイテムのワインから知る、生産者53人の証言に学ぶ
得も言われぬ香りと深淵なる味わいをもつピノ・ノワールは、長きにわたって数えきれない人の心を虜にし続けてきた。
歴史の長さゆえに、親子関係にある品種も多く、加えて変異もしやすいために、クローンの多さも随一だ。
今までは半ば固定観念に縛られていたかのように、ブルゴーニュ以外、とくに新世界で造ることを初めから諦めていた節があったが、今このとき、世界のピノマップは大きく様変わりしようとしている。
ピノ・ノワールは土地をよく映し出すといった造り手もいたが、ワインには造り手の姿も映し出される。
世界各国で生まれるピノ・ノワールのワインを通して土地と造り手を見つめてみないか?
きっと、彼らのワイン哲学までが伝わってくるに違いない。
ピノ・ノワールの理解を深める
押さえておきたい7つのポイント
世界の栽培地を知る
Part1 その味わいと傾向
Part2 主要国における栽培の潮流
ピノ・ノワールとは何者なのか? 親子関係とクローン
生産者の実例で学ぶ ワインを決める栽培と醸造
各国生産者が秘める ピノ・ノワール哲学
<生産者取材>
ドメーヌ・デ・クロワ/ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ/
ベルンハルト・フーバー醸造所/
マルタ・ウント・ダニエル・ガンテンバイン/
リトライ/ブリュワー・クリフトン
産地1 フランス編
適地のなかの適地を求めて
フランスにおけるその存在、ピノ・ノワールが選んだ安住の地
ピノ・ノワールの聖地ブルゴーニュ 主要8アペラシオン解説
生産者に学ぶアペラシオンの特徴
<ワイナリー取材>
ドメーヌ・ドミニク・ガロワ/ドメーヌ・ユドロ・バイエ
ドメーヌ・コント・リジェ・ベレール/ドメーヌ・レシュノー
ドメーヌ・レイヤンヌ・エ・パルカル・ブレ
番外編 赤ワインだけではない!?
さまざまな顔をもつピノ・ノワール
産地2 アメリカ編
確立と進化の二大産地
オレゴン、そしてカリフォルニア アメリカ二大産地の歴史を辿る
カリフォルニアで今、何が? ピノ・ノワール新時代の幕明け
<ワイナリー取材>
フラワーズ・ヴィンヤード・アンド・ワイナリー/ダーベス・ワインズ
シュグ・カーネロス・エステート・ワイナリー
マウント・エデン・ヴィンヤーズ/ゴールデンアイ・ワイナリー
パッツ・アンド・ホール・ワイナリー
ロバート・モンダヴィ・ワイナリー/シドゥーリ・ワインズ
ポール・ホッブス・ワイナリー/ラ・クレマ・ワイナリー
ガロ・ファミリー・ヴィンヤーズ
ザ・テイスティング・ルーム・ナパ・ワイン・カンパニー
産地3 日本編
産地形成への途上にて
北海道、長野を筆頭に
取り組みの変遷と活発化する品種への挑戦
<ワイナリー取材>
ヴィラデストワイナリー/山﨑ワイナリー
ドメーヌ タカヒコ/サッポロワイン
コラム:大手ワイナリーの取り組み
日本産ピノ・ノワール ワインカタログ22
【現地取材 1】
進化型4ワイナリー ブルゴーニュの新たな一面
ブルゴーニュ コート・ド・ニュイを訪ねる
<ワイナリー取材>
ドメーヌ・ドゥニ・モルテ/クロード・デュガ&ラ・ジブリオット
ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ/ドメーヌ・ドゥジェニー
【現地取材 2】
ニュージーランド
穏やかな大自然に抱かれ 生を育むワインたち
頭角を現した彼らの目指す先とは
ニュージーランドワイン産地マップ
世界を駆けめぐるビジネスマン、本田直之が分析する
ニュージーランドワイン戦略
<ワイナリー取材>
クラウディ ベイ/チャートン・ワインズ/スタート・ラント・ヴィンヤード
リッポン・ヴィンヤード&ワイナリー/ヴァリ
ワイン造りに挑む日本人たち
ピノ御三家 スペシャル比較試飲が実現!
ニュージーランドワイン情報
機内でもニュージーランドワインを
【現地取材 3】
ボジョレーの帝王、ジョルジュ・デュブッフが語る
ボジョレーとともに駆け抜けた半世紀と、ボジョレーの包容力
【シャンパーニュレポート】
妥協のない完璧主義
体験して理解できた、クリュッグのすごい理由
シャンパーニュのエスプリを表現
庭園芸術で魅せる、ローラン・ペリエの粋
1952年からの12ヴィンテージで巡る
ボランジェR.D.半世紀の軌跡
生まれ変わるドン ペリニヨン
至高のヴィンテージ、ふたたび降臨す!
若さも熟成感も愉しい
多彩なヴェルディッキオ
さらなる深みを追い求める ムートン・カデ
旅のスタートとフィナーレを飾る
ANAビジネスクラスのPlate Dining
【巻頭グラビア】
今号のワイン:
オー・ソメ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2008 オー・ソメ・ワイナリー
ゴールド・ラベル セブン・スプリングス・ヴィンヤード ラ・スルス ピノ・ノワール 2009
イヴニング・ランド・ヴィンヤーズ
今号の人:ジェラール・マルジョン(アラン・デュカス・エンタープライズ)
今号のレストラン:星野リゾート リゾナーレ リストランテ エ バー オットセッテ
今号のグッズ:
モンゴ リビング アクセサリー グラスアクセサリー
ポルテ ド レーヴ アルミワインバッグ
【カラー連載】
ソムリエ森覚的 山梨ワイン探索
第2回 ダイヤモンド酒造
今号の造り手:雨宮吉男
パンとワインの美味しい関係
第2回 プンパニッケル
【モノクロ連載】
事例から学ぶワイン法
第8回 あまりにも広すぎる産地
歴史社会学から考えるワインのかたち
第2回 原産地呼称制度について【後編】
MWが語る ネッド・グッドウィンのワイン評論
第3回 新・豪州シャルドネ
【レポート】
ボルドープリムール2010
価格をめぐる狂想曲ー複雑な背景とその後の経過
新しいスタイルのブラウフレンキッシュを探して
震災チャリティイベント MORIOKAワインフェスティバル
日本酒、日本ワインとともに 地方の魅力を海外へ
【ワインガイド】
カリフォルニア&チリのピノ・ノワール 50本テイスティング
バイヤーのためのクロスコメント イタリア編&スペイン編
生産者インタビュー
セミナー&試飲会テイスティング
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【お詫びと訂正】
「ワイナート」64号におきまして、誤りがありました。
以下のとおり訂正いたします。
1) 114ページ3段落目
ボジョレー・ジェネリックとボジョレー・ヌーヴォーの違いについて
記事ではボジョレー・ジェネリックを前者、ボジョレー・ヌーヴォーを後者としておりますが、正しくは、ボジョレー・ヌーヴォーが前者、ボジョレー・ジェネリックが後者です。
2) 41ページ 左下写真キャプション
誘因→誘引
3) 82ページ ワイナリー名欧文
Villadest→Villa d’Est
4) 87ページ 本文1段目後ろから5行目
「11年」を削除
5) 89ページ 2列目上段
Private Reserve Pinot Noir 2010→Private Reserve Pinot Noir 2009
関係者のみなさま、読者のみなさまに、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
*****************
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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