人気アートディレクター 寄藤文平さんが
「わかりやすい」の核心を、自ら分析した初めての本。
本書は、アートディレクター、イラストレーターの寄藤文平氏が、「どうすれば、わかりやすく伝えられるのか」について、自分の経験とデザイン例を使って、解き明かしていったものです。
20年以上になるデザイナー歴の中で、寄藤氏が体得してきたイラストやデザインの技を自ら分析した本でもあり、彼の今後のデザインのテーマがつまっているアイデアノートでもあります。
美術大学を中退し、広告代理店のアルバイトをしていた寄藤氏が、焦燥感の中でつかみとった成長の物語と読める部分もあり、また、本書の約半分に入っている赤いダーマトグラフで描いた豊富なイラストを味わうこともでき、読み手によって、いろいろな楽しみ方ができる本となっています。
◎主な内容
・データとインフォメーション(情報をどうデザインするか)
・お金とタッチ(イラストの仕事の考え方)
・絵と言葉(絵と言葉の距離を操る)
・本と装丁(1冊の本の装丁について、そのアイデアを31の方向性で検証)
・デザインとブックレビュー(読書家の寄藤氏によるデザイン観が伝わってくる痛快な書評)
【著者紹介】寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)
アートディレクター/イラストレーター。1973年生、長野県生まれ。武蔵野美術大学中退。JT広告「大人たばこ養成講座」「マナーの気づき」シリーズ、東京メトロの企業広告やマナーポスター「家でやろう。」シリーズなどをはじめ、ロゴマーク、ブックデザインなどで活躍中。
共著に、著書に『死にカタログ』(大和書房)、『元素生活』(化学同人)、『ラクガキ・マスター』(美術出版社)。共著に『大人たばこ養成講座』全3巻、『ミルク世紀』(以上、美術出版社)、『地震イツモノート』(木楽舎)、『ウンココロ』(実業之日本社)などがある。
三省堂書店 神保町本店にて開催されるトークイベントの詳細はこちら
※1/17(ジュンク堂書店 池袋本店) と2/8(紀伊國屋書店 新宿本店)は満席となりました。
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