『あおくんときいろちゃん』、『スイミー』、『フレデリック』など、日本でも著名な絵本をつくったレオ・レオーニ(『スイミー』は国語の教科書に掲載)。
渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアムで展覧会が開催されるのにあわせ、レオーニの絵本作品とその他の創作、人生について解説するファン待望の1冊。
レオーニが亡くなる前の3年間、毎年交流を続け、また1996年に大規模な「レオ・レオーニ展」を開催した板橋区立美術館・副館長の松岡希代子さんが、生前のレオの姿とその作品について生き生きと描き出します。
巻頭には、これまでほとんど公開されなかったアトリエ写真やスケッチなどが満載。
目次
1 あおくんときいろくんの誕生
2 初めての訪問 ポルチニアーノのアトリエへ
3 「黒いテーブル」と「幻想の庭」
4 オランダ、イタリア、そしてアメリカへ 若き日のレオ
5 100%イタリア人 100%アメリカ人
6 ぼくが目になろう
7 ねずみたち
8 レオと子ども あるワークショップの記録
9 特別なプレゼント
10 レオから教えてもらったこと
【著者紹介】松岡希代子
1986年から学芸員として板橋区立美術館美術館に勤務。
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を担当。絵本原画展の企画運営を行う。
1996年に開催された「レオ・レオーニ展」を企画。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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