
現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス
光と愛を描くリアリズムの真髄、日本初の回顧展がこの一冊に。
磯江毅にも影響を与えた、マドリードにおけるリアリズムの中心人物であり、スペインで最も重要な現存の芸術家であるアントニオ・ロペス。
日本初、そして東洋初の開催となる記念すべき回顧展「現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス展」に出品された油彩、ドローイング、彫刻あわせて64点の傑作を収録しました。
身の回りの家具や植物、家族など、何の変哲もない日常の生活の中に見出された美を描くロペス芸術。
20世紀半ばにスペインで台頭した革新的な芸術の潮流と、スペインの伝統である魅惑的なリアリズムとの間をみごとにつなぎ合わせた初期作品から近作まで、ロペス芸術の粋を存分に堪能できる1冊です。
2011年に行われたロペスへのインタビュー(日本語・スペイン語)も掲載。
[目次]
作品図版64点(+作品解説)
「アントニオ・ロペスの絵画についての瞑想」木島俊介
「アントニオ・ロペスという画家」「アントニオ・ロペスのマドリード都市景観作品 」木下亮
「アントニオ・ロペスの終わりなき旅」ギリェルモ・ソラーナ
「アントニオ・ロペスの初期作品と古代美術との関わりについて」森園敦
アントニオ・ロペスへのインタビュー/年譜/主要個展・グループ展歴/主要参考文献一覧
[展覧会情報]
Bunkamura ザ・ミュージアム 2013年4月27日〜6月16日
長崎県美術館 2013年6月29日〜8月25日
岩手県立美術館 2013年9月7日〜10月27日
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