
「フェルメールの食卓」(講談社)など、
画家の食や暮らしを紹介した話題の本の著者の新シリーズ。
史実をもとに、どんな風に絵を描き、どんな家に暮らしていたのか?
画家の人生を見つめ、紐解く、「ものがたり絵本」。
語り口はやわらかく、わかりやすく、しかも内容充実の一冊です。



1 / 3
【内容紹介】
今回テーマとなったのは、フェルメールの人生。
古文書に残された史実を元に、生まれ育ったオランダ・デルフトの街、暮らした家、 家族、絵画への想いとたどり、フェルメールとその作品の源泉を探ります。
巻末には「フェルメールにもっと近づくキーワード」や「フェルメール全作品ミニギャラリー」なども収録。
子どもはもちろんのこと、美術にこれから本格的にふれたいと思っている大人にもおすすめの本です。
【著者について】
林綾野
キュレイター、アートライター。
美術館での展覧会企画、美術書の企画・執筆を手がける他、芸術家たちの暮らしや食について研究。
これまで手がけた展覧会は「パウル・クレー 線と色彩」「ピカソとクレーの生きた時代」「フェルメールからのラブレター」 展など。
主な著書に「フェルメールの食卓」「ゴッホ 旅とレシピ」「モネ 庭とレシピ」(すべて講談社)などがある。
たんふるたん
東京藝術大学大学院修了後、広告デザインの制作に従事。
アートディレクション、ブックデザイン、演劇の宣伝美術、ブランドロゴデザイン、イラストレーションなどを手掛ける。
本作は絵本画家 「たんふるたん」 として初作品となる。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
Related Publications
人類史が終わったあとの芸術とは? 『後美術論』『震美術論』に次ぐ三部作完成
【 特集 】 イタリア グランディ・マルキ 麗しき18ワイナリーを巡る 北部〜中部編 高品質イタリアワインの礎を築いたグランディ・マルキ協会 ピオ・チェザレ/ミケーレ・キアルロ/カ・デル・ボスコ/ ...
SPECIAL FEATURE 韓国の現代アート最前線 国際的な注目の先にある、そのリアルとは? 趙純恵、権祥海、紺野優希=企画協力 INTERVIEW キム・アヨン 権祥海=聞き手・構成 佐藤小百合...
「ここは、2回目の人生を送る世界だよ」 愛すべきオバケたちを描く、 アーティスト矢入幸一の絵本のような作品集
点(ドット)や曲線を自らの手で反復しながら、生命の気配や運動によるエネルギーを想起させる作品を制作するアーティスト、大和美緒。代表的なシリーズ作品を収録した作家生活10年を記録した初の作品集。
夢の世界とリアルな日常が交差する、独自の世界を表現する長井朋子。国内外で多くの展覧会を成功させ、テレビ番組のアートワークや小説の挿画、公共施設のビジュアルなども手掛ける多彩なアーティストの作品集。