最新シリーズ「Neue Welt(新しい世界)」で、
ティルマンスが辿り着いた新境地。
世界に向けられたレンズ、同時性を表し、重ね合わされるイメージ。
写真表現の新局面に、ティルマンス自身のディレクションによるアートワークをはじめ、 ベルリンで収録した最新スタジオインタビュー、清水穣、トム・ホーラートによる論考、 ベアトリクス・ルーフによるインタビューなどから迫る。
そして、そこに至るまでの20年の歩みを、過去の『美術手帖』の特集やインタビューより紹介。
ヴォルフガング・ティルマンス
1968年ドイツ、レムシャイト生まれ。現在、ベルリン在住。
80年代から雑誌『i-D』等の媒 体で作品の発表を行い、93年ケルンの画廊で 初の本格的な個展を開催。
2000年ターナー賞受賞。
その後、03年テート・ブリテン(ロンドン)初の回顧展「if one thing matters, everything matters」を開催。
日本では04年、東京のオペラシティアートギャラリーで国内美術館初の個展「Freischwimmer」を開催。
近年の主な展覧会に、12?13年「Neue Welt」展(クンストハレ・チューリヒ、アルル国際写真フェスティ バル2013巡回)、「Wolfgang Tillmans」展(ストックホルム近代美術館、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館、デュッセルドルフ)など。
◆関連展覧会
ヴォルフガング・ティルマンス「Affinity」展 ワコウ・ワークス・オブ・アート(六本木)にて、3月15日まで開催中。
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