これが、現代の花伝書。
花屋 東信が教える、フラワーアレンジメントの進化形。
「新たな"自然"を再構築する」こと、そして「命ある花の魅力を最大限活かす」こと、 これらは本書を読み進めるにあたり、技術よりも大切なことだと私は考えます。
命ある花を扱う以上、花一輪一輪に尊敬の念を抱きながら、しっかりと花と向き合い、 作品制作にとり組むことが何よりも大事だと思うからです。
東信(序文より)
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世界的にその個性的な造形が注目を集めている、フラワーアーティスト東信。
自身が営むオートクチュールの花屋「ジャルダン・デ・フルール」で日々制作している フラワーアレンジメントのメソッドを、あますところなく明らかにした技法書が誕生。
【著者プロフィール】
2001年、椎木俊介とともに、注文に合わせて花材を仕入れて制作するオートクチュールの花屋 「JARDINSdes FLEURS(ジャルダン・デ・フルール)」を設ける。
2005年頃より、ニューヨークでの初個展を皮切りに、 国内外の美術館やギャラリー等で作品を発表するようになり、 フラワーアーティストとしての活動が注目を集めるようになる。
2009年に植物の可能性を追求する実験的植物集団「東信、花樹研究所」(AMKK)を立ち上げ、 数多くの商業施設やラグジュアリー・ブランド、アーティストとのコラボレーションや、 海外での作品展示など、幅広い領域で活動を続ける。
すべてにおける活動は、花のみが有しているもっとも神秘的な形を見つけ、 独自の視点からその美を表現し、存在価値を高めることに一貫している。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
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アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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