塗師・赤木明登、陶芸家・内田鋼一、
鍛金師・長谷川竹次郎による骨董コレクション
それぞれの専門分野において、第一線で活躍する、
赤木明登、内田鋼一、長谷川竹次郎の骨董コレクションのうち、
厳選したものを80枚余の美しい写真で掲載。
「ものの形はどこからきて、どこへ向かうのか?」。
つくり手ならではの視点で書かれたテキストから、「形」の起源へと迫る。 巻末には対談も収録。
【著者について】
赤木明登
塗師。1962年岡山県生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、89年輪島塗下地職人・岡本進に弟子入り。
94年独立。現代の暮らしに息づく生活漆器「ぬりもの」の世界を切り開く。
主な著書に『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』(新潮社)がある。
内田鋼一
陶芸家。1969年愛知県生まれ。
愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科修了後、東南アジアや欧米、アフリカ、オーストラリアなど
世界各国の窯場に住み込み修行を重ねた後、92年三重県四日市市に窯場を構え独立。
国内外で精力的に発表。著書に『MADE IN JAPAN』(アノニマスタジオ)がある。
長谷川竹次郎
鍛金師。1950年生まれ。
尾張徳川家の御用鍔師の家系で、明治より茶道具金工家として一望齋を名乗る、
二代目長谷川一望齋春泉の次男として生まれる。
68年人間国宝・故関谷四郎氏に鍛金を師事。94年、三代目一望齋春洸を襲名。
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