井上雄彦 円空を旅する | 株式会社美術出版社|アートを社会に実装させる

井上雄彦 円空を旅する

マンガ家・井上雄彦が “師匠” と呼んだ

江戸の修行僧「円空さん」とは何者か?

「ぼくのマンガが円空の仏像のようであってほしい」。

旅を重ねるなかで井上雄彦はそうつぶやいた。

江戸時代の修行僧であり彫刻家、円空。

生涯に12万体を制作した稀代の人物の 足跡をたどる旅がはじまる----。

北海道、青森、岐阜、愛知、滋賀、三重を 訪ね歩いて見た仏像の数、約1400体。

描き下ろしスケッチ72ページ掲載。

【目次】

第1章 「はじめまして、円空さん」

岐阜の旅

井上雄彦の取材後記「円空仏」

旅のスケッチ

 

第2章 「現役で慕われる円空仏に泣く」

青森・北海道の旅 ゲスト=山下裕二(美術史家)

井上雄彦の取材後記「円空仏取材で目から水が出た」

旅のスケッチ

 

第3章 「師匠と呼ばせてください!」

岐阜・愛知・滋賀・三重の旅 前編

旅のスケッチ 第4章 「同じつくり手として」

岐阜・愛知・滋賀・三重の旅 後編

旅のスケッチ

 

あとがき/円空Q&A/この本で旅した円空スポット

【著者プロフィール】

井上雄彦(いのうえ・たけひこ)

漫画家。1967年鹿児島県生まれ。88年「楓パープル」でデビュー。90〜96年『SLAM DUNK』を『少年ジャンプ』で連載。98年より『モーニング』で『バガボンド』を、99年より『週刊ヤングジャンプ』で『リアル』を連載中。2008〜10年、上野の森美術館ほかで「最後のマンガ展」を開催。09年、東京都現代美術館にて「エントランス・スペース・プロジェクト《ガシュウ君とぼく》」を手がける。11年、京都・東本願寺より依頼された屏風「親鸞」を制作。手塚治虫文化賞マンガ大賞、文化庁芸術選奨新人賞ほか受賞多数。

【インフォメーション】

発売日
2015.10.20
著者
井上雄彦
造本・体裁
四六判
ページ数
192
ISBN/商品コード
978-4568430950
定価
2,200円+税

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