フィンセント・ファン・ゴッホ(1853–1890)は、わずか10年という短い画家人生のなかで独自の画風を手に入れた。日本で一般的に知られている「ゴッホ」は、いかにして形成されたのか?本展では、マウフェやセザンヌ、モネなど、ファン・ゴッホに多大な影響を与えたハーグ派と印象派を代表する画家たちの作品約30点に加え、約50点のファン・ゴッホ作品が世界中から集結し、今までと少し違う切り口からファン・ゴッホの画業を辿る。
図録は手に取りやすいコンパクトなB5サイズに、可愛らしい丸背の上製。作品図版と隣り合わせに、作品解説、ゴッホの宛てた手紙を一緒にカラーページで掲載しているため、より作品への理解を深められる。表紙は《糸杉》と《薔薇》の2種展開。カンヴァス地を思わせる手触りの用紙で質感を表現するとともに、ゴッホの筆致に着目できるよう、大胆なトリミングで作品を取り上げた。
「ゴッホ展」展覧会図録
B5版
246ページ
2,070円+税
OILにて販売中
ゴッホ展
会期:2019年10月11日(金)〜2020年1月13日(月・祝)
会場:上野の森美術館
会期:2020年1月25日(土)〜2020年3月29日(日)
会場:兵庫県立美術館
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