チェコ国立プラハ工芸美術館との共同企画により、同館の所蔵作品を中心に、19世紀末から現代までのチェコのデザインを紹介。ここ約100年間のチェコでは、アール・ヌーヴォーの旗手として知られる画家アルフォンス・ミュシャをはじめ、キュビスムの影響を受けた建築、チャペック兄弟の絵本、そして世界で愛されるアニメーションなど、社会主義の時代にも、その優美なデザインは独自の道を拓いていった。ボヘミアン・グラスなどチェコ独自の産業や民族的な造形と、同時代の芸術表現が融合した独自のデザインの世界は、現代でも多くの人々を魅了し続けている。本書では、家具、食器、ポスター、おもちゃ、書籍などの約250点を通して辿るチェコ・デザインの世界を、小さな旅のように楽しむことができる。
「チェコ・デザイン 100年の旅」展覧会公式図録
定価 2,200円 (税込)
OILにて販売中
「チェコ・デザイン 100年の旅」展
岡崎市美術博物館(愛知) 2019年4月6日〜 5月19日
富山県美術館 2019年6月1日〜7月28日
世田谷美術館(東京) 2019年9月14日〜11月10日
京都国立近代美術館 2020年3月6日〜4月12日
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