眼前に広がるのは圧倒的な虹色の洪水。
「色の狩人」(大岡信)靉嘔の作品は、観る者を色彩の祭に誘い、翻弄する。過去に体験したことのない温かな「熱」で覆い、くるみ込む。虹のアーティスト靉嘔の56年に及ぶ表現活動を一冊にまとめた。
大岡信による寄稿「色の狩人―靉嘔の作品について」、また靉嘔本人が1986年、美術手帖に連載したエッセイ「虹のかなたに」を合わせて収録する。
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