
東京に落ちた最後の美術爆撃
「日本の存命作家の個展としては最大規模」といわれる、大竹伸朗の個展「全景 1955-2006」展が始まった。展示は小学生時代の落書きから廃品利用の最新作まで2000点。4トントラック25台で搬入したという100トン級の展覧会だ。51歳になったばかりで「存命作家」もないものだが、では、大竹伸朗とは何者か。絵を描き、スクラップブックに貼りまくり、がらくたを集めて作品をつくり、ノイズを轟かす、全身全方位で創造にまみれ、表現と格闘する男。いや、そういうことではない。あるエッセーに「『真実』という言葉は自分にとっては限りなく『芸術』という言葉に接近している」と書いた大竹伸朗を、信じて間違いはない。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
Related Publications
「ここは、2回目の人生を送る世界だよ」 愛すべきオバケたちを描く、 アーティスト矢入幸一の絵本のような作品集
点(ドット)や曲線を自らの手で反復しながら、生命の気配や運動によるエネルギーを想起させる作品を制作するアーティスト、大和美緒。代表的なシリーズ作品を収録した作家生活10年を記録した初の作品集。
夢の世界とリアルな日常が交差する、独自の世界を表現する長井朋子。国内外で多くの展覧会を成功させ、テレビ番組のアートワークや小説の挿画、公共施設のビジュアルなども手掛ける多彩なアーティストの作品集。
自然と人間、都市と未来。 その境界を軽やかに横断し続ける建築家・藤本壮介。
【特集】 豊かな自然、すばらしき大地 知られざる銘醸地 オーストリア 失った信頼を取り戻すための努力が生んだ テロワールの表現豊かな輝かしきワイン 興味も倍増! オーストリアワインの理解を深める 押さ...
SPECIAL FEATURE 加藤泉 人のかたちをした「世界」を描く The Works of Izumi Kato INTERVIEW 加藤泉インタビュー 世界に匹敵する「世界」を絵のなかにつくる...