
人間と、霊や動物の世界を行き来するような子どもの肖像。描かれるイメージを超えた場所へと誘うその絵画は、多くの人を惹きつけてきた。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアと各地の美術館やギャラリーから寄せられるラブコールに応えて地球上を旅し続け、今再び日本に身を置き制作された、初のセラミック作品。土を通して、新境地とも、原点回帰ともいえる世界を拓いた一人のアーティストが、ここにいる。
・新境地を語るロング・インタビュー
・大野智と巡る『セラミック・ワークス』展
−北野武−
今春のパリはまさに”北野武フィーバー”に沸いている。
3月9日、フランス芸術文化勲章の最高位であるコマンドール章を授与、ポンピドゥー・センターでは、北野武関連作品の特集上映が組まれ。ミシェル・テマンによる海外初の自叙伝『Kitano par Kitano』の出版、そして嵐の中心、カルティエ現代美術財団での個展を取材した。
・『Gosse de peintre – 絵描き小僧』展
・カルティエ現代美術財団の活動
[URGENT FEATURE]
篠山紀信『20XX TOKYO』事件を考える
[INTERVIEW]
田原総一朗と考える「戦争と芸術」
<雑誌情報>
『美術手帖』2010年7月号
特集 奈良美智 北野武
定価=1600円
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夢の世界とリアルな日常が交差する、独自の世界を表現する長井朋子。国内外で多くの展覧会を成功させ、テレビ番組のアートワークや小説の挿画、公共施設のビジュアルなども手掛ける多彩なアーティストの作品集。