ワイン産地 日本
日本に適した品種を求めて
いま着々と日本のワインを飲む人は増えている。
造りの現場では、何が起きていたのか?
そしてこれから何が起きようとしているのか?
海外至上主義やシャルドネ&メルロ至上主義から一歩踏み出して、日本という風土に適した品種の可能性、ワインを模索する造り手たちの姿を追ってみた。
扱う品種も、目指すワインスタイルも、ワインに対峙する姿勢も、そしてワイナリーの在り様も、変化を遂げ、そして多様化している。
だからこそ、いま改めて、造り手たちと彼らのワインに向き合い、ワイン産地としての日本を考えてみたい。
Chapter1:さらなる極みを目指す日本ワインの先駆者たち
<ワイナリー取材>
シャトー・メルシャン/サントリー登美の丘ワイナリー
北海道ワイン/岩の原葡萄園
Chapter2:造り手たちが語る、未来ある産地=日本
<ワイナリー取材>
土屋幸三(機山洋酒工業)/曽我彰彦(小布施ワイナリー)
岸平典子(タケダワイナリー)/ブルース・ガットラヴ
Chapter3:土地への多様な試みを繰り返す造り手たち
<ワイナリー取材>
岡本英史(ラトリエ・ド・ボーペイサージュ)/金井一郎(金井醸造場)
仲村現二(仲村わいん工房)
Chapter4:産地を見据える造り手たち
<ワイナリー取材>
小山田幸紀(ルミエールワイナリー)/小林剛士(四恩醸造)
城戸亜紀人(Kidoワイナリー)/赤尾誠二(都農ワイナリー)
Column 1 鵠沼ブランドヒストリー
Column 2 日本の原産地呼称制度
Column 3 新しい産地を求めてー造り手たちの新たな動き
日本ワインの産地
ジャパンプレミアムの価値観 日本ワインの新たな挑戦
【特集 2】
ポートワインの故郷を訪ねて
ポートワインを知るー押さえておきたい基礎知識
ポート 畑の特徴ーシミントン・ファミリー・エステーツ
ポートワインの楽しみ方
<ワイナリー取材>
シミントン・ファミリー・エステーツ/ニーポート
サンデマン/テイラーズ
【インタビュー】
チャートン サム・ウィーヴァー
ディオニソスワインズ パスカル・マーティ
【綴じ込み特別企画】
さあ、ワインツーリズムを楽しもう!
国産ワインにはまったふたりが語る、日本ワインツーリズムの醍醐味
主要ワイン産地ガイド(北海道/山梨/長野)
首都圏&関西で飲める店買える店リスト
ツーリズムイベント情報
ロバート・モンダヴィが遺した大切な教え
豊かな自然と歴史に育まれたアルゼンチン
【巻頭グラビア】
今号のワイン:
カステッロ・ジノリ 2004 マルケージ・ジノリ・リッシ
ロッソ・ディ・ロッソ 2005 ディーゼルファーム
今号の人:ネッド・グッドウィンMW
今号のレストラン:カンティネッタ サリュ
今号のグッズ:黒レザー・ワインギフトボックス
【カラー連載】
プロの技が光る!おつまみ対決
第9回 天然鮎×ヴェルドール(白) 2009 ダイヤモンド酒造
コンシェルジュがお悩み解決! おもたせワイン
第9回 そうめんに合わせる夏ワイン
【モノクロ連載】
造り手を変えた1本
第3回 スワビニヨン 2003 ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ
今号の造り手:小林剛士(四恩醸造)
ブルゴーニュにみる 自然派造り手論壇
第2回 ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィス × ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス
事例から学ぶワイン法
第2回 ボトルの形をめぐる事件(1)
イギリスから見えること ワイン社会学
第2回 ボルドー・バブルをめぐって
【レポート】
フレデリック・コサールに学ぶ活きたワインの造り方
アルザス最新レポート
さまざまに進化するオーストリアのビオ
【ワインガイド】
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン&ピノ・ノワール 50本テイスティング
バイヤーのためのクロスコメント イタリア編&スペイン編
生産者インタビュー
セミナー&試飲会テイスティング
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【お詫びと訂正】
「ワイナート」58号
114ページのショップ・リスト中、ミシェル・ヴァン・ジャポネさんの電話番号が間違っております。下記のとおり訂正をさせていただきます。
(正)06-6941-3010 begin_of_the_skype_highlighting 06-6941-3010/end_of_the_skype_highlighting
関係者のみなさま、読者のみなさまに、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
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アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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