この本の元になったのは、2008年7月から始まった林原国際芸術祭2008-2010’希望の星’「モナリザを描く」展です。
これはルネサンスの天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた≪モナリザ≫を元に、参加作家それぞれにとっての「モナリザ」を描いてもらうという公募企画で、日本、韓国、中国、香港、シンガポールから選ばれた55作家の作品が展示されました。 55人のアーティストは皆、なんらかの障がいを持っています。
今回の「モナリザを描く」展では、日本とアジアを中心になんと17会場で行われることになり、2010年の現在も巡回中です。 このように活動が大きく広がっていったのは、主催の林原共済会の熱意、各施設・会場の協力もさることながら、なんといっても作家たちの表現が持つ強い力によるものでしょう。
≪モナリザ≫という唯一無比の人類史上の遺産に臆することなく、立ち向かった姿勢が直に伝わってくると思います。
国籍も障がいも関係なく、描いた作家自身の個性に溢れた ≪モナリザ≫をご覧ください。
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スケッチというのは、頭の中に去来している不安定な着想を、この世界の次元に引っ張り出す営みである。―原 研哉(本文より)