
東京国立近代美術館は今年で開館60周年を迎えます。
同館が開館2年目から現在に至るまで刊行しているニュース誌『現代の眼』は、単なる美術館での活動報告だけでなく、同時代の美術家たち自身が、展覧会、収蔵作品、コレクションその他、東京国立近代美術館の活動と歴史をめぐって、折々に寄稿した多彩な文章も掲載されているのが特徴です。
これまで600号近くを数える『現代の眼』から、とくに著名な作家が執筆、語った文章、71篇をまとめたこの選集は、ひとつの美術館の記録以上の、日本近代美術史の貴重な証言集となっています。
【執筆、登場作家】?
猪熊弦一郎 前田青邨 高村光太郎 安井曽太郎 篠田桃紅 和田三造 橋本平八 北園克衛 棟方志功 三岸好太郎 黒田清輝 岸田劉生 福沢一郎 鏑木清方 安田靫彦 北大路魯山人 石黒宗麿 東郷青児 木下秀一郎 神原泰 村山知義 麻生三郎 中原実 山脇巌 矢部友衛 浜田知明 中平卓馬 福田平八郎 小野竹喬 脇田和 駒井哲郎 恩地孝四郎 志村ふくみ 松田権六 山口長男 佐伯祐三 小倉遊亀 舟越保武 松本竣介 佐藤忠良 山大観 岡本太郎 堀内正和 八木一夫 東山魁夷 今井俊満 菊畑茂久馬 工藤哲巳 赤瀬川原平 高松次郎 中西夏之 村岡三郎 柳宗理 オノサト・トシノブ 堂本尚郎 若林奮 山本作兵衛 保田春彦 山口勝弘 藤本能道 森山大道 榎倉康二 遠藤利克 岡崎乾二郎 川俣正 柳原義達 石内都 栄久庵憲司 森正洋 四谷シモン 野見山暁治
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