水彩画家としての長沢節。
その素顔に迫る
長沢節といえば、日本のファッションイラストレーターの第一人者としておなじみだが、実は「水彩画家」として数多くの風景を描いていた。
アクションペインティングのようなそのタッチは、線で描くイラストレーションとはまた違った、色彩豊かな味わいをもっている。
本書は、水彩画の技法を紹介しつつも、風景に向かい、そこから美を見つけ出そうとする「画家」の眼差しと、絵を描く者の美学が語られている。
風景という対象を、まるで恋人と接するかのようにとらえるその言葉は、ときにユーモラス、ときにセクシャルに、わたしたちの心の奥底にせまってくる。
技法書としてもエッセイとしても楽しめる、1980年刊行の伝説の名著がここに復刊!
新装版付録として、セツの水彩画ギャラリーページを掲載。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
Related Publications
誰もが「主人公」になる瞬間がある-- 国内外で高い評価を受ける、いま注目の若手アーティスト・森本啓太、待望の初作品集!
SPECIAL FEATURE AIと創造性 学習、生成、創作の新たな地平を探る マンガ AIとアーティスト 「美大」編/「制作」編/「展覧会」編 徳井直生=監修 朝倉世界一=マンガ 座談会 AIが問...
【総力特集:日本ワインの原点 山梨 秘めたる魅力、再発見】 山梨ワイン産業史にみる 産地醸成への道のり 機山洋酒工業/旭洋酒/グレイスワイン/甲斐ワイナリー/ ドメーヌ・オヤマダ/シャトレーゼ ...
〈にじいろ〉のストローク画法から描き出す「コミュニケーションのかたち」を追求し続ける 大学から北京に渡り、ドイツ留学やニューヨークでの滞在など、エネルギッシュに活動する江上越。中国に縁の深い彼女が新作...
SPECIAL FEATURE 先住民の現代アート 原田真千子=監修 なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 原田真千子=文 INTERVIEW ジェフリー・ギブソン ジョーン・クイック=トゥ=シー...
【特集:南アフリカ ブドウ品種にフォーカス いま飲むべきその理由】 南アフリカワインならではのアイデンティティの追求 クライン・ザルぜ・ワインズ/テスタロンガ/ライネケ・ワインズ/ カープツィヒ...