なぜ、一枚の絵画に何十億円の値がつくのか?
いったい、アートにはどんな価値があるのか?
数十億、時には百数十億円の美術品が飛び交うアート界。
その最前線を50年にわたって生き抜いてきた、 伝説のアートディーラーが赤裸々に語る。
世界有数の大富豪との交友、 並みいる有名アーティストたちの素顔...。
色とりどりのエピソードを交えながら、 「金」「力」「美」の、3つの側面からアートの価値をひもとく。
2012年に英語版が発売されて以来、世界で大好評を得ている邦訳書。
【本書の構成】
第1章:アートの商業的価値 ― 何が商業的価値を決めるか?/「買う」行為はアート、ビジネスじゃない/ 他
第2章:アートの社会的価値 ― コレクションを披露すること/ 裕福である必要はない/ 他
第3章:アートの本質的価値 ― アートの意義/ 一目惚れ/ 感覚は情報を超える/ 飾ること/ 他
第4章:過去、今日、そして未来へ ― アートは私たちの文化そのもの/ どの価値を信頼すればいいのか/ 他
【著者について】
マイケル・フィンドレー
1945年スコットランド生まれ。
1964年より、ニューヨークでアートディーラーとしての活動を開始。
ヨーゼフ・ボイスなどの作家をアメリカで初めて紹介した後、スティーヴン・ミューラー、ビリー・サリヴァンなどのニューヨーク初個展を手がけた。
1984年にクリスティーズに入社、1992年まで同社の印象派・近代絵画部門長、2000年まで取締役兼美術部門インターナショナル・ディレクターを歴任。
現在アクアベラ・ギャラリーのディレクターを務める。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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