草花をモチーフにした
美しい型染図案と伝統色
草木染研究の第一人者である山崎青樹氏が型染の織作品50点と紙の型染サンプルをつけ、
織り方や染め方を実用的にまとめた1980年発行の「日本の型染」のコンパクトな新装版。
◎内容
序:型染のはじまり
1章:型60(60種類の型染ビジュアル集)
2章:色50(草木染の伝統的な色の解説、サンプル写真付き)
3章:型染の紙
4章~6章:型染の手法 ~素材 (その他、新装版にあたって。型染サンプルの染め方、索引)
【著者について】
山崎青樹 やまざきせいじゅ
1923 年、東京都渋谷区生まれ。日本画家、染色工芸家。
1937年、日本画家・野田九浦に師事。
1946 年、小説家であり、「草木染」の命名者であり、手染め手織りの復興に努めた父・斌とともに、長野県佐久市に 「月明手工芸指導所」を設立、和紙製造に従事する。
1948 年、同所に草木染研究所を併設。
1956 年、研究所を高崎市に移転。
1960 年代から「草木染手織紬展」や「草木染染織展」などを開催。
その後、2007 年まで個展を多数開催。
1970 年代には、染料植物研究のため、沖縄をはじめとする日本国内のほか、 インド、メキシコ、グァテマラ、タイ、シンガポールへ渡航。
1986 年、若葉による緑染を発見。
1995 年、フランス・トゥールーズで開催された「国際ウオード・インディゴ会議」で緑染を発表。
2010年、86 歳で逝去。
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