平面グラフィックの上に
指が関与すると、どういうことが起きるか。
佐藤雅彦と齋藤達也が、「指(身体)とグラフィックデザインの新しい関係」を探求する中で生まれた、新しい表現。
本書を開き、さまざまなグラフィックの上に実際に指を置いてみてください。
自らの指を置くだけで、グラフィックとの関係が変わり、新奇な表層や感覚が立ち上がる......。
人間の基本的な所作をきっかけに、新しい体験が広がります。
(本書は、2014年2月にギンザ・グラフィック・ギャラリーにて行われた「指を置く」展の公式書籍になります)
【著者紹介】
佐藤雅彦
東京藝術大学大学院映像研究科教授/慶應義塾大学環境情報学部客員教授。
独自の方法や考え方で、映像?アニメーション?グラフィックデザインの研究と開発をし、 さらには脳科学と表現の研究など、分野を超えた活動を行う。
代表作に、プレイステーションソフト『I.Q』、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『2355/0655』など。
齋藤達也
脳科学や認知科学における知覚や認知についての洞察から得られる発想に基づき、 インタラクティブ作品、ライブパフォーマンス、プロダクトやアプリケーション、映像作品といったように、 メディアを選ばない多岐にわたる表現を行っている。
特に映像技術による身体感覚の拡張をテーマとした作品を制作。
アートで社会の課題解決したい、展示を企画したい、ワインに関わるイベントをしたい、
書籍を出版したい、メディアに広告を出稿したい……。
アートとワインを軸とした事業のご相談を、課題の発掘から承ります。
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