マンガ家・井上雄彦が “師匠” と呼んだ
江戸の修行僧「円空さん」とは何者か?
「ぼくのマンガが円空の仏像のようであってほしい」。
旅を重ねるなかで井上雄彦はそうつぶやいた。
江戸時代の修行僧であり彫刻家、円空。
生涯に12万体を制作した稀代の人物の 足跡をたどる旅がはじまる----。
北海道、青森、岐阜、愛知、滋賀、三重を 訪ね歩いて見た仏像の数、約1400体。
描き下ろしスケッチ72ページ掲載。
【目次】
第1章 「はじめまして、円空さん」
岐阜の旅
井上雄彦の取材後記「円空仏」
旅のスケッチ
第2章 「現役で慕われる円空仏に泣く」
青森・北海道の旅 ゲスト=山下裕二(美術史家)
井上雄彦の取材後記「円空仏取材で目から水が出た」
旅のスケッチ
第3章 「師匠と呼ばせてください!」
岐阜・愛知・滋賀・三重の旅 前編
旅のスケッチ 第4章 「同じつくり手として」
岐阜・愛知・滋賀・三重の旅 後編
旅のスケッチ
あとがき/円空Q&A/この本で旅した円空スポット
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