『パロディスム宣言 笑い伝道師の名画鑑賞術』の刊行を記念し、6月28(金)青山ブックセンター本店にてトークイベント「『パロディ』について考えるとき、僕たち、私たちが語ること」を開催します。
2019年5月、放送作家として活躍される倉本美津留さんが『パロディスム宣言 笑い伝道師の名画鑑賞術』を上梓しました。
美術史のなかに多く存在する「パロディ」を手法とした作品に魅せられた倉本さん。放送作家独自の視点で、名画にミニマムな描き加えを施し、大喜利をしながら新たな文脈へ転換する、という鑑賞方法「パロディスム宣言」として提唱。本書内では、倉本さんのエッセイとともに「パロディ」を切り口とした名画の楽しみ方を紹介しています。
ゲストには、本書収録の鼎談にもご参加いいただき、パロディを中心にしたギャグマンガのほか、多方面で創作の幅を広げられている、しりあがり寿さんをお迎えします。
サブカルチャー界隈を中心に「パロディ」が盛り上がりを見せた70〜80年代のお話から、おふたりのインスピレーションの源や、作品・番組をつくる際の発想の展開、思考法に迫ります。ぜひお誘いあわせのうえ、ご参加ください。
【イベント詳細】
「『パロディ』について考えるとき、僕たち、私たちが語ること」
開催日時:2019年6月28日(金)19:00〜
場所:青山ブックセンター本店(小会議室)
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山ガーデンフロア B2F
定員:50名
参加費:1500円(税込)
お申し込み・詳細は、こちら
【プロフィール】
倉本美津留(くらもと・みつる)
1959年広島生まれ、大阪育ち。放送作家。『ダウンタウンDX』『シャキーン!』『M-1グランプリ』『浦沢直樹の漫勉』『アーホ!』など、数多くの人気テレビ番組やCM、イベントを手がける。近年では、笑いとアートの交わりをテーマに掲げ、プロデュースした「~アー!!ット叫ぶアート~ 大Ah!!rt展」「ヨコハマアートラリーアートと笑いの境界線」などを主宰。また、現代アートを応援するサイト「これやん」(https://koreyan.jp)を立ち上げた。主な著書に『ことば絵本 明日のカルタ』(日本図書センター)、『倉本美津留の超国語辞典』(朝日出版社)。
http://ninpop.com
しりあがり寿(しりあがり・ことぶき)
1958年静岡生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』(白泉社)でマンガ家デビュー。パロディを中心にした新鋭ギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的・文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続けるいっぽう、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。2001年『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレイン)で第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」、2014年、春の叙勲で紫綬褒章を受章。
http://www.saruhage.com
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